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2005年03月19日
チュニジアで見たものは [ひとりごと, ヨン子]
当時私は地下鉄日比谷線の神谷町で仕事をしていました。
その頃小田急線沿線に住んでいて、代々木上原で地下鉄千代田線に乗り、霞ヶ関で日比谷線に乗換えて次の駅が神谷町。
それが毎朝の私の通勤経路でした。
当時の仕事先は割と休みを取り易い会社で、機会を見つけては休暇を貰い、往復の航空券とダイアモンド社の『地球の歩き方』を持って、あっちゃこっちゃの国を旅していました。
“あの時”も、パリ経由チュニス行きの航空券を持ち、エールフランス機で旅立っていたのです。
チュニジアに到着後、首都のチュニスに一泊し、翌日は乗合いタクシーを見つけて、地中海に浮かぶジェルバ島という島へ半日かけて向かいました。
あっちこっちを歩き周り、ようやくその日に泊まるホテルを見つけ、ホっと部屋のテレビを付けたところ、テレビの画面から霞ヶ関の地下鉄駅の映像が飛び込んできたのです。
ん・・・ 何これ? どういうこと? なんでなんで? 続いて担架で運び出される被害者の映像・・・
一体どうしたっていうの!?
TVから流れるキャスターのフランス語からは「ジャポン」「トキョウ」「メトロ」位しか理解で
きず、フロントに聞いても、「東京の地下鉄で爆発があった」と教えてくれるだけ。
結局、2日後の英字新聞で事件の概要は理解し、国際電話で夫と同じ職場の人たちの無事を確認し、ようやく安堵したのでした。
チュニジアはとても美しい国で、旅行中一人の日本人にも遭遇しなかったまさに“海外旅行らしい旅”でしたが、その旅で一番印象に残っているは霞ヶ関駅の映像という皮肉な旅でもあったのです。
“あの時”から明日で十年です。
あの日、たまたま通勤路線を変え、被害を免れたというまいど君にトラックバックしました
投稿者 ヨン子 : 13:09



